金光味噌_からだ想いのみそづくり料理・・公式活動報告

ママのためのみそをつかった「かんたん」料理教室。

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概要はお題の通りですが、基本的にお子様やご家族の方の健康に寄与できたらという思いで始まった同教室。今年で5年目!を迎えることが出来ました。

前回の会よりもより良いものを目指そうとしていることもあって、やはり当日は慣れているとはいえ、やっぱり緊張気味です。

簡単で且つスピーディなものが良しとされる世の中とは逆行。

今回は画像の商品を使った簡単、且つ体にも優しい料理を、そして子どもたちにも安心して食べてもらえるレシピを参加者の方へ紹介しました。

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今回も沢山の方が参加してくださいました。お子さんがいらっしゃる、特に未だ小さいお子さんを育ててらっしゃる方がメインとなります。

ココはこだわりたい、”だし”のとり方。

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味噌料理だけではなく、色んな料理も重要な要素である”うまみ”。近年では第6感の味と言われ、海外でも”UMAMI”という言葉がみられるくらいメジャーになってきました。だからこそ気をつけていただきたいことがあります。

しかし、だしと聞くとちょっと構えたりしませんか?

いえいえ、簡単です。良い方法を紹介します。

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朝にひとつかみの1㍑ほどの水、鰹節と昆布、椎茸を数本鍋に入れて一日置いておきます(入れ物は鍋でもなんでも良いです)

夕刻には上質なだしが出ています→弊社Facebookページ

良質なだしを使ったお味噌汁の完成!

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上記の手作りの料理が、体に優しいというのが、参加者の方々にも理解頂けるのですが、大きな理由の一つに料理をする人が実際に食材に天然原材料以外は入らないことが確認できているというのがあります。本来ならば当たり前なんですが、加工食材を家庭で使っている時代だからこそ言える理由なのかもしれません。

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本来の食材だけで食べるということは今や貴重。

普段加工食品を食べられている方も多いと思いますが、原材料表示を確認してみると様々な原料が使用されていることがわかると思います。コスト、生産効率や衛生を考えると添加物は避けて通れないことは意外にも消費者には知られていません。保存料等の添加物を使用しないと最悪食中毒で重篤な障害も残ったケースもあります。やはり各メーカーさんには理由があり、最終的に添加物を使用するという判断にたどり着くというケースが多いようです。

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手作りの食事というのは貴重です。時間もかかりますし、コストもかかります。

しかし、本当にお金をかけるところはスマホや電子デバイスにお金をかけるのではなく、本来は”食事”を重視すべきなのかもしれません。発酵食材は菌達が一生懸命働いて作る食材。日本の代表する味噌や醤油を使って安全な食を手にするのは、子どもたちにとって本当に重要な事だと我々はデモのたびに思うのです。

公式活動報告 「ひろまる」ワークショップ 有機白みそをつくろう

ある方から「有機白みそ」のワークショップ提案をいただきました。

そのある方とは、「ひろまる」を運営する久米さんからでした。

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有機白みそのワークショップは少ないと思います。何故なら通常のお味噌を作るより温度管理がかなり難しく、酵母菌による発酵ではなく乳酸菌発酵を起こしてしまい酸味のある味噌ができてしまうことがあるからです。

しかし、使ってくださる方と生産者の思いを結ぶこのコミュニティ。実際にその難しさと楽しさを伝えるべきだと考え参加させて頂きました。

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初めての事ばかりで大変です。大変なのはまずは有機大豆。有機大豆は普通に煮る為に前日から浸漬を数時間行い、初めて今度は蒸すのですが6時間くらいかかってしまうのです。参加者の方々に待たせるわけにもいきません。有機米麹は最初から作っておきお持ちしました。

前日まで思いつく限りのいろんな工夫を当日まで準備して、一つ一つ乗り越えていきました。

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参加者の方々20名で、手順を説明しています。

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早速開始です。手を使って有機大豆と有機米麹と食塩をあわせていきます。温度が下がっては駄目なので、結構急いで混ぜ合わせます。

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お子さんも元気に参加。意外ですが手慣れているような・・・

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こちらのチームは、様々なワークショップを経験されているのか作業早し。

混ぜ合わせたら一人ひとりお持ち帰り頂く重量を量ります。専務も参加して小分けしています。

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そして、冷えては駄目なので発泡スチロール箱を用意。中にカイロを入れてお持ち帰りいただきます。その後冷蔵庫へ。

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今回の有機白みそ。実際に作ってみると本当に難しい事がわかりました。事前に練習を行っていたとはいえ、人数分のものを冷やさずに仕込むことの難しさを思い知った限り。しかし、今度は色々な対策も思いつくことが出来ました。

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有機原料を使用して作る白みそは貴重ですが、それをワークショップで行うというのは更にレアだと思います。今回参加頂いて作られたものは実際白みそになっていくものとそうでないものも出てくることを皆さんにお伝えしました。乳酸菌発酵した場合は酸味があるお味噌ですが、味噌汁ではなくドレッシングやスープとしての活用も十分に可能です。

終わったあとは達成感ももちろんですが、お渡しした有機みそが各家庭でどんなに育っていくのかなあという思いに包まれながら帰路につきました。

この度はお付き合い頂きました参会者の方々、そして貴重な時間をご用意頂きました久米様にも感謝しつつ、今回の報告とさせて頂きます。